当院久保田院長が登壇した働く女性のためのイベント「WomanExpo2017winter」の中で「脱・疲れ顔!働く女性のための簡単セルフフェイス・瞳ケア」をテーマにタレント・歌手の渡辺美奈代さんとトークセッションを行いました。眼科専門医である院長が老眼とコンタクトレンズについて詳しく解説いたしました。
人知れず「老眼」に悩む女性は多い
近くのものが見えづらくなったり、ピントを合わせるのに時間がかかったり、このような「老眼」の症状は、40代の約8割が抱えていると言われています。
見えづらいまま放置していると、眉間にしわが寄ったり、肩が凝ったりと、どうしても疲れた表情になってしまいます。
「40代半ばで書類の文字が読みづらいと感じるようになりました」と渡辺さんも赤裸々にご自身の経験を語ってくれました。
若い年齢でも起こるスマホ老眼
「近視の人は老眼にはならない」という話をよく耳にしますが、答えは「×」です。コンタクトやメガネを着けて、遠くのものが見える状態になっていれば、40代半ばで多くの人が老眼になります。
また30代でも、老眼の症状が表れる人もいます。45歳前後になると、目の調整力は10代の頃の3分の1に減少。
強過ぎるメガネやコンタクトレンズを使用していると、35歳前後で老眼を自覚することもあります。
調整力が衰えていない場合でも、スマートフォンなどの画面を見続けることにより、朝と夕方で8歳分、目が老化することもあります。通称『スマホ老眼』『夕方老眼』などといわれますが、現代においてスマートフォンは、生活には欠かせないもの。ですから賢く付き合うことが必要です。
眼精疲労を放置すると老け顔に
見えづらいまま放置していると、眉間にしわが寄ったり、肩が凝ったりと、どうしても疲れた表情になってしまいます。「スマホ老眼」や「夕方老眼」を放置していると、眼精疲労がたまります。
そして目の下にはたるみやくすみ、シワなどが発生し、気が付けば「老け顔」や「疲れ顔」の原因に。美容の敵でもある「老眼」には遠近両用コンタクトレンズが有効です。
遠近両用コンタクトレンズ
遠近両用のコンタクトレンズは、遠くと近くの視力を、1枚のレンズで矯正できます。装着するだけで老眼による見えづらさを解消できます。
- 遠近両用のコンタクトレンズのよいところ
- ・目線を切り替えることなく遠くも近くも同じ目線で見ることができる
・老眼鏡に比べて視界が広い
遠近両用コンタクトレンズの存在をご存知の方が多くなってきましたが、試したことがある人は本当に少数です。とくに欧米に比べて日本での遠近両用コンタクトレンズのシェアはまだまだ少ない状況です。できれば早めに、50歳までに試すことをおすすめします。
老眼は、誰にでも訪れる老化現象のひとつですが早めの対策をすることが大切です。
▼講演でもご紹介した「デイリーズ トータル ワン(R)遠近両用」
近・中・遠距離を見るために必要な3つの異なる度数を1つのレンズにデザインし、手元から遠くまでクリアな視界を提供します。また「水分三層」のレンズ構造により、酸素透過性が高く、含水率の低いシリコーンハイドロゲル素材でありながら、レンズ最表面の含水率はほぼ100%のうるおいたっぷりのレンズで乾燥しがちな目をサポートします。
見えづらさによるストレスを軽減し酸素をたっぷりと通し、ずっとうるおいが続く瞳に導くのでお仕事で1日中コンタクトを着ける女性にも快適です。
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