広角眼底カメラ|茨木市白川のくぼた眼科|散瞳検査

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広角眼底カメラ

最新の広角眼底カメラを大阪府で初めて導入しました。(H30.6)

眼底カメラとは

調節微動解析装置

広角眼底カメラ

眼底カメラは人間ドッグでもよく利用されますが視神経乳頭の形状や網膜中心部の血管の走行や眼底出血の有無を確認するのに有効です。数ある人間の血管で動脈の中身が見られるのが網膜の血管だけですので“動脈硬化”“高血圧”“糖尿病”などの生活習慣病の治療の指針として眼底を見る必要性が古くから言われていました。 しかし、眼底カメラを撮影するには一般的には瞳孔径が6mm程度なければ撮影は困難です。また中間透光体の混濁(白内障など)があればさらに条件が悪くなります。眼底カメラで撮影できる範囲には限界があり、眼科での詳しい検査を受けることになれば散瞳検査を受けることになります。

散瞳検査は経験ある方も多いかもしれませんが、散瞳薬(ミドリンP)を点眼し30分程度お待ちいただいてから診察になりますので最低でも1時間程度はかかってしまう検査です。眼科を受診するときに、クルマやバイクで行けば検査後のまぶしさのために運転して帰ることが困難な場合もあります。

今回、当院に導入した広角眼底カメラは瞳孔径2.5mm以上あれば従来の眼底カメラに比べて非常に広範囲にわたって撮影することが可能です。散瞳検査が不要になるわけではありませんが、簡便にかつ患者さんの負担が少なく眼底検査ができる器械ですのでご期待ください。

眼底カメラの比較

早速、従来の眼底カメラと今回の広角眼底カメラの画角の違いを見ていただきましょう。

症例1:30才男性

被験者は30才男性、正常な眼底です。

  • 通常の眼底カメラ
  • 新しい眼底カメラ(2回撮影して2枚をつなぎあわせた写真)
▼2つの眼底写真を比較

2つの眼底カメラの写真を重ね合わせてみると一目瞭然ですね。これは、眼科医が倒像鏡を使って眼底検査をしてもこのようには見えません。ほんと一部の眼底を確認して頭の中で繋ぎ合わせて診断していたのです。それが全体像を把握できる素晴らしいツールです。

症例2:48歳女性

撮影した眼底写真をPCモニターに映し出した状態でスマホ撮影したものですので非常に画質は劣化しています。通常の眼底カメラで撮影した無散瞳眼底カメラです。
次の被検者は48歳女性です。若い人ならばもう少し綺麗にうつるのですが瞳孔径が4mm程度で周辺部が暗くなってしまいます。確認できる範囲は視神経乳頭陥と黄斑部周りのみになります。

  • 通常の眼底カメラ
  • 新しい眼底カメラ(2回撮影して2枚をつなぎあわせた写真)

一見して広範囲の眼底の写真を確認することができます。この方は網膜円孔がありレーザー治療をしている方なのですがレーザーの治療が完全にできていることが確認できます。

▼2つの眼底写真を比較

従来の眼底カメラでは暗くなってしまったのでより範囲がせまく見えますが同じ検査を受けるのであればやはりより新しい検査の器械で受けられたほうがメリットがありますね。

広角眼底カメラのメリット

さて、今回導入した眼底カメラのメリットについて再度確認したいと思います。

  1. 1)散瞳しない状態で広範囲の眼底検査が可能である(散瞳検査が必要なくなるわけではありません)
  2. 2)検査の費用は58点(1割負担で58円 3割負担で174円)と同じ価格である
  3. 3)眼底の状態を患者さんが、ドクターと一緒に目でみて確認することができる。
  4. 4)患者さんの事情でどうしても散瞳ができなくとも広範囲の眼底検査が可能
  5. 5)既存の広角眼底カメラよりも高画質である。

広角眼底カメラによる測定について

広範囲の眼底検査ご希望の方ははお気軽にご相談にいらしてください。ただし、視力検査・診断・メガネ処方までするとなれば全部で1時間程度かかりますのでご承知ください。